今回は、少し趣向を変えた日記を。

今は特に就職シーズンではないけど、就職や転職は一年中どっかこっかで行われているハズ。経理職で就職や転職するための最初の関門、そう~め・ん・せ・つ!面接です。

面接の中でも、雇用する側が最も重要視する一つ、応募者の「志望動機」について、書きたいと思います。

  • 面接とは、「お見合い」であり「宝探し」である!
  • 会社とはナニか?これが分かっていれば自ずと志望動機も分かる!
  • まとめ:自分自身の言葉で誠意を込めてアピールするのが大切!
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面接とは、「お見合い」であり「宝探し」である!

面接とは、応募する側にとっても雇用する会社側にとっても、それぞれの立場で真剣に立ち会う「お見合い」であり、特に会社側にとっては「宝探し」でもあります。

応募する方に分かっていて欲しいコト。勿論、応募する方にとって仕事に就けるかどうかの大切な場面であり、それが応募する人にとっての生活そのものになるもなるワケです。
一方、雇用する会社側にとっても超重要&真剣です。若干言葉が悪いかもしれませんが…ナンといっても、「その人」という、年間百万円単位のめちゃ高価な買い物をするのです。年間百万円単位の買い物をして、更に会社の発展を目指しているのです。

どんな人なのか?どんな会社なのか?全く分からない双方が、数十分(もしかしたら十数分)という僅かな時間で見極める重要な物差しとする場。それが面接です。

会社とはナニか?これが分かっていれば自ずと志望動機も分かる!

履歴書や職務経歴書など、書面で必要事項を書いて&持参(事前に提出する場合もあり)し、面接担当者はそれを読みますが、改めて応募者へ聞く事。「貴方が当社へ応募された志望動機は何ですか?」ですね。

「将来性がある会社だと思ったから」「自分自身を成長させたいから」昔から使われてきたお決まりのフレーズです。別に禁句とは言いません。言いませんが…使わない方がいいと思います。
会社は、応募してきた人に対して「ナニをしてくれるんだろう?」「どういう貢献が出来る人なんだろう、それを期待していいのだろうか?」という事を考えています。そう、応募者が会社の戦力になってくれるのを前提に面接しています。

「将来性のある会社」とあなたが思ったのは、その会社の努力の結果

「将来性がある会社だと思ったから」という動機ですが、本当にそうであったとして…将来性がある会社にしたのは、応募者ではなくその会社の社長やスタッフです。

会社が一番欲しいものは「あなたの成長」ではなく「会社の利益」

「自分自身を成長させたいから」という動機、そもそも会社は人を成長させる場ではナイのです(笑。利益を生む場なんです。人を成長させるのが目的の場は学校です。利益を生む場で日々働き、結果その人が成長したのであれば最高なんですよね。

そう、「この人なら、会社にとって何か得をもたらしてくれるかもしれない」「会社にプラスの効果を生んでくれる人かもしれない」、そう思わせるような事を伝えられたらイイなって思うんです。

経験者なら持っている手腕や実績を、未経験者ならありったけの情熱や覚悟を!

経理の経験がある人なら、自分の得意な事を簡潔に伝える。未経験の人は、実績でアピールする材料は無いのですから、仕事に対しての心構えや覚悟を誠意を込めて伝え、自分に可能性を感じてもらう。

応募する側も真剣ですが、それと同じくらいに採用する会社側も真剣、これをよくよく分かった上で望んで欲しいって思います。

まとめ:自分自身の言葉で誠意を込めてアピールするのが大切!

面接という、非日常な時間の中ですが、伝える言葉は節度を持った上で、自分の言葉を正直に伝える事が大切だと思います。差し障りの無い言葉は、聞こえは柔らかいかもしれませんが…印象にも残らないという面も。とはいえ、誇大な表情&表現は不要、というか厳禁ですよ?とにかく、短い時間なのです。謙虚でありつつもしっかりと自身をアピールして下さい。

「その人(応募者)」という超高価な買い物をしようとしている会社に、どうすれば「よし!この人欲しい!」って感じてもらえるか?です。せっかくの機会ですから、ガッツリご自身と向き合ってみて下さい。きっとその人だけの志望動機が見つかるハズです。