法人と個人事業主では、事業を始めるにあたっての経緯が違うので、印鑑の種類も違いがあります。でも、どっちも使用する印鑑の意味合いは同じだと思います。

前回の日記では、法人で使う印鑑について書きました。
法人で使う社判、これだけは所持しておきたい会社印鑑、4種類!

今回は個人事業主として事業する印鑑について書きたいと思います。

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個人事業主さんは、事業としての届出必須な印鑑は不要です

法人は、設立登記する際に会社の実印(代表印)の届出をする必要がありますが、個人事業主は、事業を始める際、これら印鑑を公的機関へ届出する事は特に義務付けられていません。

なので、会社の代表印に相当する印鑑として、個人事業主の場合は、事業主個人が所持している実印という事になるのかなと。「実印=役所へ届出している印鑑」という意味です。

個人事業の場合、とりあえずこの3種類の印鑑を揃えておけば大丈夫!

1. 個人の実印

事業をするための銀行口座は、個人名義になるので、届出印も個人印になります。銀行届出印として実印に使用するというね。実印以外の印鑑でもOK(シャチハタはNG)なのですが、通帳の信用度合を考えるならば?実印の方がいいかもですね。

2. 屋号の角印or個人の認印

請求書、領収書、見積書など、実印を使用するほどではない書類・用紙に使用する印鑑ですね。

3. ゴム印

住所、電話番号、屋号、代表者名、が彫られたゴム印。

これは法人のケースでも書いた事なのですが、各種書類・用紙の署名欄などに、自筆でサインする代わりとして使用するケースが多い印鑑でしょう。

ゴム印、1つに全部の情報を詰め込んで彫っているのもありますが、出来ればセパレートタイプ(それぞれが別々に独立して彫られてて、それをくっつけて使用するタイプ)のゴム印を用意しておくと便利かもしれません。

何故なら、使用する各種書類・用紙によっては、押印する欄が小さかったり、それぞれの項目に対して個別で対処するモノがあるからです。セパレートならそれらに対応が可能でしょう。

まとめ:ここぞ!いう場面の書類には、印鑑証明を添付出来る実印の使用がオススメ!

個人事業主さんは、法人と違い事業するために公的機関へ印鑑を届ける必要はありません。

しかし、上記の各場面に対してスムーズに対応出来るよう、契約や証明するような書類には印鑑証明を添付出来る個人の実印を使用する方が良いと思います。

個人事業には個人事業ならではのメリットや強みがありますので、それを存分に発揮出来るようして下さいませ~☆