法人として事業をする中で、各種社判(会社の印鑑)を使用する出番はそれなりにあると思います。

というコトで!
今回の日記、社判(会社の印鑑)って何種類所持していればベストなのか?!について書こうと思います~。

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法人の実印にあたる代表印。これは所持必須です!

そう。
法人の設立登記をする際、会社の実印(代表印)を法務局へ届出る義務があるのです。なので、最低必須条件として代表印は所持する必要があります。

法人として存在するためには、代表印があれば一先ず存在出来ます。

しかーし!
実際に、事業をしていく中で~代表印だけでやっていけるか?と言うと、、ちとキツいでしょうね。

では、何種類あればいいのか?

この社判(会社の印鑑)があればベスト~!!

代表印、社印(角印)、ゴム印。
この3種類の社判(会社の印鑑)があれば、一通りのケースには対応出来るかと思うのです。

でも~!
上記3種類に、銀行印を加えた「4種類の社判(会社の印鑑)を所持する」がベストだと思います!!

下記に、それぞれ4つの社判(会社の印鑑)を紹介しましょう。

1. 代表印

会社の実印にあたります。法人設立の登記をする際に法務局へ届出る印鑑となります。会社の意思表示をする証として、各種書類に使用する印鑑になり、信用度合や重みもあります。

1人法人や少数法人の場合、銀行口座の届出印(銀行印)として、代表印を届出しているケースもあります。
※因みに…私もその1人です^^;

2. 社印(角印)

請求書、領収書、見積書、これらに押印する際に使用する印鑑ですね。会社の「認印」という感じでしょうか。

3. 銀行印

その名の通り、法人口座の届出印として、または小切手や手形の振りだし等でも使用する印鑑となりますね。

銀行印は、経理スタッフがいる会社の場合、経理スタッフが所持・保管している事が多いと思うので、代表印と銀行印は分けておいた方がリスクの分散にもなるかと。

4. ゴム印

本店所在地、電話・FAX番号、会社名、代表者名が彫られたゴム状の印鑑ですね。各種書類・用紙の署名欄などに、自筆でサインする代わりとして使用するケースが多い印鑑でしょう。

ゴム印、1つに全部の情報を詰め込んで彫っているのもありますが、出来ればセパレートタイプ(それぞれが別々に独立して彫られてて、それをくっつけて使用するタイプ)のゴム印を用意しておくと便利かもしれません。

何故なら、使用する各種書類・用紙によっては、押印する欄が小さかったり、それぞれの項目に対して個別で対処するモノがあるからです。セパレートならそれらに対応が可能でしょう。

印鑑の書体と材質、どれがイイのか迷ってるあなたへ

代表印・社印・銀行印を作成する際に、はんこ屋さんから「どの書体になさいますか?」「印鑑の材質はどれになさいますか?」って、必ず聞かれます(ネットから購入する際も書体や材質を選択します)。

どっちも、どれでもイイっちゃ~イイんです(笑。でも、多く使用されているのは、それぞれあるようです。

印鑑の書体

印鑑の書体として、一番多いのは下記の2つなのかな~。

  • 篆書体(てんしょたい)
  • 印相体(いんそうたい)

上記、2つの書体が多いのは、可読性が低くて偽造されにくい。というのがあります。あ、お札に押されている印鑑、篆書体なんですよ~。

印鑑の材質

材質も色々あるようですが、下記の2つが多いようです。

  • 柘(つげ)
  • 黒水牛

柘(つげ)は、国産の高級な「本柘(ほんつげ)」というのがあって、印鑑の材質として最も代表的なものです。黒水牛は、水牛の角を加工した材質で、耐久性に優れている材質のようですね。

まとめ:必要な社判(会社の印鑑)を用意して、それぞれのケースで有効に使おう!

代表印さえあれば、法人として存在は出来るものの、そのケースに一番適しているとされている印鑑を利用していきたいですよね。

代表印や銀行印は、信用度合も重みも高い印鑑です。どちらの印鑑も紛失したり、欠けたりすると、使用に支障が出てくるので、大切に保管・使用して下さい。

どちらも丸みがある印鑑だから、デスクの上とかにそのまま置いておくと…コロコロコロ~って床へ落下する可能性もあるので、要注意ですっ!