今回の日記は、売掛金と未収金についてです。

これ、私が経理業務を始めた頃に実際あった出来事でもあるのですよね~。

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「品物を売って代金を後から受け取る」は同じ、ではナニが違うのか?

そうなんです。
売掛金と未収金も、「モノを売って、その代金を後日受け取る」という性質のお金です。ここまでは2つとも同じなんです。

売掛金と未収金の決定的な違いとは・・・!?

売掛金とは、本来の事業で取り扱っている商品や情報などを販売し、代金を後で受け取るお金。

未収金とは、本来の事業以外のモノを販売し、代金を後で受け取るお金。

なのです~!

私NAOTOの実際の業務を例に書いてみましょう

経理コンサル費用として、当月分の費用を翌月に受取る処理をした。

↑↑これは売掛金です。

事務所にあるノートPCとホワイトボードを当月に売却、その代金を翌月に受け取る処理をした。

↑↑これは未収金です。

どうでしょう?ナンとなくでも分かって頂けたでしょうか^^

前職で経理業務をしていた際、事務所にあった古い備品を整理した事がありました。
殆どは廃棄したのですが、コピー機とホワイトボードは安価ながら売れたので、売って翌月代金を受け取ったんですね。その時の処理を「売掛金」として処理したんです。後日顧問の税理士さんに、「これは売掛金ではなく未収金ですね^^」と教えて貰ったワケなんです。

未収金に含まれるものとして、有価証券・固定資産・土地・備品などがあります。

「売掛金と未収金」は、似て非なるもの。というコトは…?!

売掛金の反対は「買掛金」であり、未収金の反対は「未払金」ですよね?

そうです。

  • 買掛金:本来の事業で取り扱っている商品や情報などを購入し、代金を後で支払うお金。
  • 未払金:本来の事業以外のモノを購入し、代金を後で支払うお金。

なのです~。

未収金や未払金に含まれるものとして、有価証券・固定資産・土地・備品などがあると上記に書きましたが、これらそれぞれ処理する際に注意する事があるかないか?よく確認(税理士や税務署へ相談するなど)してから行って下さいね~!