「え?!」ってくらいに当たり前の事をテーマタイトルに書きました。
そう。会社って・・・キャッシュ(現金)があれば、つぶれないんです~!
(ここで言う「キャッシュ」とは、会社の銀行口座にある現金残高、もしくは会社の金庫に入っている現金を指します。)
どれだけ、計算上で売上が立ってても、利益が計上出来てても、実際のキャッシュ(現金)が無くなった(もしくは足らなかった)時、会社はつぶれます。
赤字決算でも会社はつぶれない
良い例では、「赤字決算」というものがあります。
赤字で決算したら、絶対に会社がつぶれるか?そんな事はありません。
決算上、赤字でも、会社を運営していくに足りるキャッシュ(現金)があれば、引続き商いしていけます。
黒字決算でも会社がつぶれる
「赤字決算」の逆が、「黒字決算」です。
字の通り、計算上で黒字(利益アリ)の状態です。
通常、殆どの会社が、この結果を目指して日々努力しているワケです。
頑張って黒字決算したにもかかわらず、倒産する会社・・あります。
決算については、今後追加するコンテンツの中で詳細にお伝えしていきますが、決算は、対象となる年度期間内(1年間)の実績+対象期間外(次の年度)にその年度期間分として発生する未入金と未払金をまとめた集計です。
今現在、会社の口座や金庫にお金がいくらあるのか?という集計ではありません。
資金に問題無くても・・何らかの理由で、「倒産(清算)」する、させる事はありますが、それらを除けば・・・
あらゆる「出金」に対して、その時~全件支払えるお金があれば・・・会社はつぶれる理由がナイのです。
計算上での「売上」 「支払」 「利益」。
勿論、大切な指標です。
但し、「指標」と言う名の通り、、計算上であるので~売上げはしたけど、実際に入金されていないうちは、「未完の売上(売掛金)」です。
売った相手先さんから、お金が振り込まれた時(もしくは現金で受け取った時)、そこで「完全なる売上」となるのです。
「支払」も同じ理屈です。
はい!「利益」もそうです。
計算上「売上-支払=利益」という図式がどれだけ明確に成立してても、
実際に入金されて「真の売上」
実際に支払って「真の支払」
実際に残って「真の利益」
となる事を、しっかり捉えておいて下さい。
あ、ここで疑問ありませんか?
「会社にお金が無かったら、借りればいいのでは?」と。
ハイ!OKですよ!
借りる事で、運転資金が回っていくなら、全く問題ありません。
でもね?
当たり前ですが、、、借りたお金(社長からの借入金を除く)は・・・金利を添えて返さなくてはいけませんので~戦略的に借りる場合を除いて・・・
まずは~自己資本(資本金、商いで得た利益、その他で得た利益)で、運営していく事が大切だと思います。