ここ数年で、ネット銀行の大幅な普及や、店舗型の銀行についてもインターネットバンキング機能の充実により、スマホやパソコンを利用した銀行処理が多くなってきました。
とはいえ、銀行店舗に行って利用する法人や個人事業主も、まだまだ多くいらっしゃると思います。
今回の日記は、経理担当の方が銀行の窓口で振込処理をする場合について書いてみようと思います。
利用している銀行でATM振込限度額を超える場合は、銀行窓口で振込処理
銀行店舗へ行って振込処理をする場合、一番楽な方法はATMでの振込処理ですよね。
これ、利用している銀行によって振込限度額(1回あたり)が決められているので、ご確認下さい。法人口座であれば、結構大きな金額の振込処理がATMでも出来る銀行が多いと思います。キャッシュカードの種類にもよりますけどね。
それでも、振込限度額(1回あたり)を超える振込処理については、銀行窓口でする事になります。
法人代表や個人事業主本人でない場合、用意した方が良いものがある!
法人や個人事業主が銀行口座を所有している場合、法人口座は代表が口座名義人であり、個人事業主は事業主本人が口座名義人になります。
これら、法人代表や個人事業主本人が銀行へ行く場合は、口座名義人なので不自由は大して無いのですが、経理担当が銀行窓口へ行って振込処理をする場合(特に100万円を超える振込処理をする場合)は、用意していった方が良いものがあります。
- 銀行通帳&届出印(当たり前w)
- 窓口に行った方の名刺(念のため代表の名刺も持参)
- 振込処理を証明する請求書や明細書など
- 口座名義人に確認連絡が取れる連絡先(電話番号ですね)
上記な感じでしょうか。
上から3つまでは、何のためらいも疑問も無いと思います。
そう、4つ目の「口座名義人に確認連絡が取れる連絡先(電話番号ですね)」が、一番の肝と言える箇所ですね。
経理担当の方が銀行へ行った場合、まさに業務上何の疑問も不安も無いのですが…銀行の人からしたら「口座名義人ではない人」なんですよね。
なので、上記に書いた項目が必要になってきます。
ATMではなく、窓口で振込処理をするという事は、金額的に大きい金額だと思うので、『この振込が間違いなく口座名義人も承知している事であり、経理担当の方に任せている。』という確認を、銀行⇒口座名義人である法人代表や個人事業主本人にする場合が多々あるのです。
なので~!
銀行へ行く前に、法人代表や個人事業主本人に「これから銀行窓口へ行って振込してくるので、銀行の担当者から電話確認があると思います。その際は対応をお願いします」と、一言お願いしておくと確実だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか~。
インターネットバンキングやネット銀行の普及で、銀行店舗へ行く機会は以前に比べて、めっきり減った感じもあります。
私が経理担当になったばかりの頃は、月に何度かは決まって銀行窓口へ行ってで処理をしていたので、そのうち銀行の案内係の方や行員の方とも顔見知りになったりしましたね~。
とはいえ・・・何か便宜を図ってもらった事なんて無いのは言うまでもありませんけど(笑。
今回書いた事も、”振込処理”という大切な経理業務をスムーズに行うため「備えあれば憂いなし」の1つと言える事なのかもしれませんね。