法人で経理業務をされているスタッフさん、個人事業主の下で勤められている経理担当のスタッフさんへ。
経理という仕事は、基本的にお金を生み出す仕事ではありませんが~入出金の管理や資金繰りの流れを見ているという、とても大切な役割を担っています。
入出金の管理や資金繰りの流れを見ているからこそ分かる、様々な変化について、皆さんはどのように考え、対処されていますか?
この件で、声を大にしてお願いしたいのが、今回の日記です^^/
経理スタッフだから分かる、経理状況の良い兆候と悪い兆候のサイン!
社長には社長の、営業には営業の、企画開発には企画開発の、経理には経理の、それぞれが担っている仕事があります。
どれもが必要な部署であり、それぞれの力を発揮して会社や事業所は利益創出を図っています。そう考えると…1人法人の社長や個人事業主さんは、これら全部を1人でやってるんだから…超大変&ハードでしょうね。。
さて!
では、経理はどうでしょう。経理だって他の部署に負けていませんよ~!つか、そもそも勝ち負けではナイんですけどね(笑。
経理には、とても大切な仕事の一つに「資金面・経理面から、会社の良い兆候や悪い兆候を関係者へアナウンスする」というのがあると思います。
勿論、日々の経理業務(帳簿管理、振込み処理、給与計算その他)は大切です。でも、これだけに終始してしまうと、経理担当ではなく経理作業担当になってしまうと思う。
資金面・経理面を毎日管理している経理スタッフの皆さんが、何か変化を感じたら、関係者へお伝えしてあげて欲しいんです。
特に悪い兆候が生じたり、感じた時は、絶対に伝えてあげて欲しい。そのアナウンスは早ければ早いほど良いです。
良い事も、勿論気付いた時点でアナウンスしてあげて欲しいんですよ?良い事なので、お伝えする事で関係者の気持ちもUPするでしょうし、安心もするでしょうからね。
それに比べて、良くない事や心配な事って…言いづらいですよね?それが特に気にするほどの事でないなら~余計にわざわざアナウンスしなくても大丈夫でしょう、という気持ちにもなりますから。
悪い事ほど、早く共有する事で~最小限に抑えられる可能性大です!
良い事は、ある程度放置しておいても「良い事」なので、まぁ~大丈夫な場合が多いのですが、良くない事は、なるべく小さいうちに対処しておかないと、後でかなり苦労する可能性があります。
事故や病気と同じ原理ですよね。最初の処置がいかに早く適切か?という。
例えば~
- 月の入出金リズムが狂ったり
- 採算割合が少なくなったり
- 利益に対する人件費率が増したり
- 支払うはずの請求が届かなかったり
- 経費計上が異常に増えたり
他にも色々あると思いますが、こういう感じの変化が生じたり感知したら、少しの変化でもアナウンスしてあげるといいと思います。チャンと理由があっての変化で、大きな悪影響へ繋がらなければそれでOKなのですから。
「仕事」とは、作業ではなく、管理も啓発も称賛も警鐘も、オマケに気遣いや気配りもする。それらを総じて「仕事」です
上記にも書いたように、1人法人や個人事業主は、全てを担っているので~ある意味ブレないですよね。
でも、油断は禁物ですよっ!
売上を立てるのを主軸にした場合、企画戦略や営業に労力も時間も割くと思うので、大きな資金変化でも起こらない場合は、もしかしたら小さな「悪い兆候」に気付きにくいかもしれません。
その点、経理スタッフはそれを専門で担っています。
どうか、日々の経理作業も大変だとは思いますが~経理だからこそ貢献出来るアナウンスで、貴方の仕事力を更に発揮してあげて下さい☆