新しい経理スタッフに対する悩み、解決策にこんな方法をオススメします!

去年くらいからチョコチョコ遭遇するのが「NAOTOさん、この前新しい経理スタッフが入社したんですが…」と、いう相談なんです。どんな相談か?仕事に対する意識や姿勢、勤怠面での相談なんです。俺、、経営コンサルタントではナイんですけど・・とは言いません!

以前の日記で、経理スタッフの面接(志望動機や転職理由など)について書いた事がありました。

経理事務の面接でも採用の決め手「あなたの転職理由」が超重要なその理由

経理職の面接では志望動機が大事!スグに対応できる説得力あるアピール方法とは!?

この時は、求職者側の目線で書きました。

今回は、会社側の目線で書きたいと思います。前回書いた時と同様、経理スタッフに限らずの内容になると思います。

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新しい経理スタッフに対する仕事面や勤怠面で悩みを抱えている会社、結構多い!

求人募集して、面接をして、採用するかどうかを考え、採用を決め、晴れて新しい経理スタッフを迎える会社は、今後の期待に溢れていると思うのです。

新しい人が入社するというのは、会社に新鮮な雰囲気をもたらしてくれるし、それまでになかった感性や感覚を会社として搭載出来ますからね!

求人募集する際、どんな手段で募集したかは様々ですが、募集する職種や各種事項を公開し、それを見て応募してきた応募者と面接したハズなんです。

その後に会社側が考えて考えて、新しいスタッフという大きな”買い物”をしたのです。

“買い物”という言葉に違和感を覚える方がいるかもしれませんが、気を悪くしないで下さいね。これは会社にとってみると、「人材」というとても大きな資産であり戦力を多大な期待を込めて買った事になると思うんです。そういう意味での”買い物”です。

そんな大きな期待を持って迎えたのに~
新しい経理スタッフさんに対して、仕事面や勤怠面で会社側が悩みを抱えている。

これは、一体どういう事なんでしょうか?!

経理業務以前に、仕事に対する意識と基本的なコミュニケーションに問題発生?!

一口に経理と言っても、会社や業種によっては取り扱う内容も変わってきます。経理自体のルールや税法は勿論変わりません。しかし、取り扱う品物や商材によって科目はそれぞれの特徴に沿ったものになります。

経理未経験は勿論ですが、以前とは異業種であれば最初慣れるまで若干の時間はかかると思います。しかし、そのうち慣れてくるので大丈夫というのは皆さんも分かって頂けると思うのですが、私が見聞きする問題とは、こういう事ではナイのです。

とても基本的な事。
仕事という行為をするための土台になるのでしょうか。

仕事に対する意欲、そして同僚や取引先に対する態度であったりコミュニケーションであったり。これらについて、「え?!」というような事が。。

仕事に対する意欲や姿勢

これら、数値で表せるものではナイので、人によって解釈の幅に違いが出ると思います。
しかし、それぞれの会社が求めている仕事に対しての意欲や姿勢、これはあると思うのです。それが100%正当であるのか?となると・・立場の違いから断定出来ないトコもありますけどね。

スタッフに対して、過度な作業量や勤務時間を強いるのはNGとして、仕事に対する意欲や姿勢について、激しく物足りなさを感じる事があるようです。

社内外の人に対しての態度やコミュニケーション

これは、基本的な挨拶や素行であったり、仕事上必要な気配りや気遣いですね。これらに対して違和感を覚える事があるようです。

仕事に対する意欲や勤怠について、面接でシッカリ確認する事をお勧めします!

「そんな当たり前な事を面接で言ったり確認したりするの?」と、思われるかもしれません。でも、これらの問題を水際で防ぐには、面接を利用するのは有効だと思います。

どれだけ面接で確認したとしても、本当の姿は入社してからでないと分かりません。でも、面接で可能な最大限これらの意思確認をお互いにするのは必要かもしれません。

貴方の会社で求めている仕事に対する意欲や姿勢、これを応募者にハッキリ伝えていいと思います。「当社では仕事に対して*****してくれる方を希望しています」そこで、応募者の覚悟を少しですが図る事が出来ます。

勿論、会社側もそれを伝えた以上はその言葉に責任を持って臨んで頂く。

勤怠面についても同様です。
「貴方は、社会人として必要な挨拶や礼儀、仕事上必要な気配りや気遣いは出来ますか?」でもイイと思います。

もし、わざわざ言うのに抵抗があるなら、確認シートとような用紙を作成して、面接の時にそれに目を通してもらうとか。

気配りや気遣い、人によって必要な範囲が違うかもしれないけど、そういう意識を植えてもらうキッカケになるとは思います。

もし、新しい経理スタッフさんが入社後、同僚の方達と挨拶を交わさなかったり、礼儀に欠いた行動をした場合は「**さん、面接の時に確認しましたよね?チャンと挨拶が出来ますか?って。必要な礼儀を心得てますか?って」と、言い正す事も出来ます。そこで、そのスタッフさんがハッっと気付いてくれたら、面接の時にお伝えした事が役立ちます。

会社の受け入れ方にも十分な注意が必要です!

新しい経理スタッフさんが入社されて、その方がある程度の仕事を覚えるまでは、先輩スタッフさん(初めて雇用するスタッフさんの場合は社長さん)が、時間を割いて教えてあげるワケですよね。

しかし小規模法人の場合、人員に余裕があるとは決して言えないと思うので、これらに時間を割いている時、教えている方が抱えている仕事は止まってしまいます。仕方ないのですが~ここのバランスを上手く取っていくのも大切ですよね。

新人スタッフがある程度覚えるまでの時期ってとても重要で、ここをチャンと過ごせたか過ごせなかったかで、そのスタッフさんの仕事に対する意識や姿勢に大きく影響を及ぼすと思います。

まとめ

今回の日記、自分自身で書いてて若干困惑もしてるんです(苦笑。
仕事というかそれ以前の問題で、そんな事書かなくても出来て当たり前でしょ?ってね。。

ではあるのですが、決して交遊が広いとは言えない私の周囲で、いくつかこういう問題を見聞きするという事は…私が知り得ない広い世間では、静かに何気なく起こっている課題でもあるのかな?という。そんな気持ちにもなったのです。

仕事に対する意欲や姿勢や気遣いや気配りを新しい経理スタッフさんに求めるという事は、会社側もそれらを備えていないと説得力がありません。

会社は単なる器で、そこで働いている人達が会社を作っています。新しく入ってくる人達にとって良い指標であって欲しいし、それをチャンと伝えられれば、その次に入ってくるであろうスタッフさんにも引き継がれていきます。

面倒臭いって感じるかもしれませんが、インターネットが普及しまくって、ガンガン便利になっても~それらを人が行っている以上、仕事をする上で”必要”な「意識や姿勢や礼儀や気遣いや気配り」は備えていたいと思います。