銀行口座が2つ以上あると良い理由
ぶっちゃけ・・・1つ口座があれば商いは出来るワケです。
ここで、2つ作ろう!と、書いたワケを説明します。
1. 入出金用の口座
あらゆる入出金(売上/仕入(販促費)/給与/経費/福利厚生費/水道光熱費/家賃など)に対して、対応する口座
2. 納税用の口座
各種税金の納付に対応するための口座
「1.入金用の口座」については、説明不要だと思います。
「2.納税用の口座」については、設立当初の段階で用意する事に~もしかしたら疑問を感じるかも?しれません。
納税用の口座を作っておく理由
- 納税用の現金を別の口座に移し、必要な時に備えて遅滞なく納税出来るよう~蓄えておく。
- 会社を作ったら~納税が発生するという事を、早い段階で意識するため。
とはいえ、会社を設立した初年度は、どれくらい納税するのか?なんてよく分からないと思います。
(そもそも、黒字になるかどうか?!って感じでもあるでしょうしね。。)
分からなくても仕方無いのですが~
分からなくても、会社の業績に応じて、納税せねばなりません。
例え赤字でも~少額ですが・・・納税はあります。
法人税の均等割といって、法人という形である以上・・・最低限納税する必要があるのです。「法人」という店舗(テナント)に対する『場所代』みたいなものでしょうかw。
基本納税額はあるのですが、独自の税金(地方税)を設定してる自治体(例:横浜市は「みどり税」という独自の法人税があります)もあるので、本店住所にしている自治体の税体系を確認して下さい。
納税うんぬんより、まずは売上げでしょ?!
その通りです。売上して、利益を出さなければ、納税どころではありません。
しかし、「売上」「利益」「納税」この3つは、どれも同じレベルで大切なのです。
設立当初の段階、納税の事などよく分からないとは思いますが、
出来れば、毎月少額でもいいので、「1.入金用の口座」から「2.納税用の口座」へお金を蓄えておいて欲しいです。
因みに、上記のようにお金を移す事で、「1.入金用の口座」の残高状況に支障が出るようでは本末転倒になりますので、こちらの残高状況をよく確認して下さい。
とにかく!
会社が今後も存続し繁栄していくとすれば、確実に納税がある。
という事、頭の名に入れておいて頂きたいです。