前回に続いて、税務監査についての日記となります。
経理担当&法人代表が気になる、税務調査(監査)の近況とその一部を暴露!
このサイトは、法人を設立したばかりの方や個人で事業をされている方に向けて記事や日記を書いているので(勿論!それ以外の方々が訪れて頂くのも大歓迎&感謝しております!)、そういう方にとって、税務監査は「喫緊の課題」ではナイと思います。
何故?
税務監査は、通常設立したばかりの法人や事業主に対しては行わないのが殆どだと思うので。
もしも、いきなり設立初年度で売上が何億もあり、2期目で更に何億も売上が発生すれば…もしかしたら??3期あたりで「もしもし~***税務署ですが~」って、連絡が来るかも?!しれませんけどね^^;
事業を始めた初期段階から、「税務監査」を意識するのは吉!
喫緊の課題ではナイにもかかわらず、こうして日記に書くのは、法人として事業主として事業をしていく中で、税務監査というものがあるという事を意識しておいて欲しいからです。
割りと最初の段階から、こういう意識を持っていれば~実際に税務監査が貴方の会社や事業所へ訪れても、毅然と対応出来ると思います。
そしてもう一つ。
税務監査が来るというコトは…その法人なり事業主は、それなりの利益を創出している。とも言えるのかなと。
税務監査とは、単なる経理・財務のチェックにあらず!
税務署という役所は、一言で言えば~管轄しているエリアの各種税金に関して、徴収・管理している機関です。
通常は、納税者が納付したり、必要に応じて書面等で納税者へ連絡し、該当する税金を徴収したりしています。これら、民間の事業に例えると、店でお客さんが来るのを待っている「待ちの商い」とも言える気がします。
では、税務監査とは?
私は民間の事業で言う「営業」になるのかな?!と思ったりもしてます(笑。
え?税務署が営業??何の商材を売るの?!
って思っちゃいますよね。
相手の立場や意図や意思を知る。税務署の仕事と特性と目的を理解する。
税務監査、税務署が対象となった会社の経理や税務や財務状況を確認し、何もなかったら「はい、御社は何の不備も異常もナイです!こちらとしても大変嬉しいです!」を目的にやっている。と、思っている人は…さずがにいないかな(笑。
何の不備も異常も無ければ、確かに税務署は「是認」という通知を監査した会社へしますが、実際はそれを願って&目指して監査しているワケではないと思います。
なので、相手の立場や意図や意思を知るのが大切なのです。
当たり前の当たり前!仕事に関係している事のみにお金を使うべし!
これに尽きます。
とはいえ、その事業によって、その業種によっては、「え?こういう事に対して会社のお金を使うのか?!」って疑問になったりする場合もあるでしょう。それはそれで全然イイのです。どの事業どの業種にも共通している経費やその他費用もあるだろうし、特性のある経費や各種費用もあるでしょう。
大切なのは、入金出金含め、全てのお金に関して「この入金は、こういうお金」「この費用はこれこれ用に使用したお金」と、堂々&毅然と言えるお金である事。これを最初からやっていればイイのです。
もし、いつか貴方の会社に税務署の監査があって、税務署の事務官に色々説明を求められても、何も遠慮せず何も臆する事なく、分かりやすく説明してあげればいいのですから。
分からないコトは知っている人に確認する習慣をつけるべし!
日々の事業の中で、経理面や税務面で分からない事が生じた際、自分の判断で処理せず、周囲に詳しい人がいるならチャンと聞いて欲しいです。信用出来る知人の方から知っている税理士さんを紹介して貰ったりするのもアリだと思います。
もし、、そういう方がいらっしゃらない場合は…、、当サイトの「お問い合わせ」を利用して頂いても構いません(笑。絶対にお役に立てる!とは、お約束出来ませんけど。
あ、事業に関して発生したお金を証明する書類。これ、チャンとファイル等に保管しておいて下さいね!一枚残らずですよ?!
まとめ:机(引き出しも)は、キレイに整理整頓しておこう!
最近の税務監査について、具体的にどんな状態で行われているのか?という事まではここでは書きませんが、私が主に向けて書いている方々(法人を設立したばかりの方、個人で事業をされている方)には、常日頃から、会社で発生する全てのお金については、事業に関係しているお金で満たされている状態を作って下さい。入るお金も出て行くお金もです。
そして、懸命に売上を上げ、貴重な利益を創出する。これに全力を傾けて下さい!その上で有効・有益・合法な節税をする分には堂々としてイイのですから。税務署だって、それは認めているコトでもありますのでね。
最後に。
皆さん、日頃から仕事用の机は引き出しも含めて、キレイに整理整頓しておきましょうね!!